
エコロジーの意味
★★★★☆
2008-12-31
今エコロジーは資本主義に取り込まれ、拡大経済の材料とされている。ガタリはエコロジーを自然環境からのみ考えるのではなく、社会環境、個人の内面の環境と合わせて三つのエコロジーの視点が必要と説く。環境問題の悪化を食い止めるためには商品化されたエコではなく、社会全体のエコロジー化と、その社会で生きていくための新しい価値観の獲得が必要。
これが20年前に書かれた文章であることを考えるとガタリが構想した社会の実現は厳しい。しかし、進むべき方向として常に意識しておきたい思想である。